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13の徳

ベンジャミン・フランクリン(Benjamin Franklin)という人物を御存じでしょうか?
「アメリカ建国の父」と呼ばれた18世紀の人物です。

印刷業で成功した後、凧を用いた実験で雷がelectricity(電気)であることを明らかにしたことでも有名です。

アメリカ初の公共図書館をフィラデルフィアに設立しました。
政治家であり、外交官、著述家、物理学者、気象学者でもあります。

フランクリンは、人間が自分の人格を磨き、人間として成長し、他人や社会に役立つことで自分も幸福になれると信じていました。

そのために考えたのが、“13の徳”を身に付けることでした。

“13の徳”とは、次のようなものです。



【フランクリンの十三徳】

1.節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。

2.沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。

3.規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし。

4.決断 なすべきをなさんと決心すべし。決心したることは必ず実行すべし。

5.節約 自他に益なきことに金銭を費やすなかれ。すなわち、浪費するなかれ。

6.勤勉 時間を空費するなかれ。つねに何か益あることに従うべし。無用の行いはすべて断つべし。

7.誠実 詐りを用いて人を害するなかれ。心事は無邪気に公正に保つべし。口に出だすこともまた然るべし。

8.正義 他人の利益を傷つけ、あるいは与うべきを与えずして人に損害を及ぼすべからず。

9.中庸 極端を避くべし。たとえ不法を受け、憤りに値すと思うとも、激怒を慎むべし。

10.清潔 身体、衣服、住居に不潔を黙認すべからず。

11.平静 小事、日常茶飯事、または避けがたき出来事に平静を失うなかれ。

12.純潔 性交はもっぱら健康ないし子孫のためにのみ行い、これにふけりて頭脳を鈍らせ、身体を弱め、または自他の平安ないし信用を傷つけるがごときことあるべからず。

13.謙譲 イエスおよびソクラテスに見習うべし。

(ベンジャミン・フランクリン『フランクリン自伝』より)



徳は、行いや心の習慣ですから、繰り返し繰り返し行動することが必要です。

フランクリンは、毎週1つずつこれらの徳を獲得するよう、そして習慣になるように努力したそうです。

これらの徳を自ら身に付けることで、フランクリンは幸福になり、仕事に成功したことは言うまでもありません。



書き込み者:北條

2011-01-19 : 未分類 : コメント : 0 :
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