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ふたつよいことさてないものよ

「ふたつよいことさてないものよ」というのは,ひとつよいことがあると,ひとつ悪いことがあるとも考えられる,ということだ。


抜擢されたときは同僚の妬みを買うだろう。

宝くじに当るとたかりにくるのが居るはずだ。

世の中なかなかうまくできていて,よいことずくめにならないように仕組まれている。


このことを知らないために,愚痴を言ったり,文句を言ったりばかりして生きている人も居る。

その人の言っている悪いことは,何かよいことのバランスのために存在していることを見抜けていないのである。

それでも,人間はよいことずくめを望んでいるので,何か嫌なことがあると文句のひとつも言いたくなってくるが,そんなときに,

「ふたつよいことさてないものよ」

とつぶやいて,全体の状況をよく見ると,なるほどうまく出来ている,と微笑するところまでゆかなくとも,苦笑ぐらいして,無用の腹立ちをしなくてすむことが多い。


この法則はまた,ふたつわるいこともさてないものよと言っていると考えられる。

何かわるいこと嫌なことがあるとき,よく目をこらして見ると,それに見合う「よいこと」が存在していることが多い。

せっかく頑張って仕事をしようと思ったときに病気になる。

残念で仕方がない。

しかし,考えてみると,それは「休息」が与えられたたのかも知れないし,やりすぎに対する警告かもしれない。


夫婦で力を合わせて地位も財産も築きあげてきたが,親類に道楽者が居て金をせびりに来る。

その応対やら後始末やらで大変だが,考えてみると,このために夫婦が力を合わせて対応しているおかげで,多くの夫婦が襲われる中年の危機を免れているのかも知れない。

もっともそのあたりのことが見えず,この親類のために夫婦げんかが増え,中年の危機が増幅されることだってある。

バランスする力が強すぎて,それを受けてめられぬときは破局が来るのである。


この法則の素晴らしいのは,「さてないものよ」と言って,「ふたつよいことは絶対にない」などとは言っていないところである。

そんなに固い絶対的真理を述べているのではないのだ。

ふたつよいことも,けっこうあるときはあるものだ。

ふたつよいことは,よほどの努力かよほどの幸運か,あるいは両者が重なったときに訪れてくるが,一般には努力も必要とはいうものの幸運によることが多いように思われる。

幸運によって,ふたつよいことがあったときも,うぬぼれで自分の努力によって生じたと思う人は,次に同じくらいの努力で,ふたつよいことをせしめようとするが,そうはゆかず,今度はふたつわるいことを背負いこんで,こんなはずではなかったのに,と嘆いたりすることにもなる。

ふたつよいことがさてないもの,とわかってくると,何かよいことがあると,それとバランスする「わるい」ことの存在が前もって見えてくることが多い。

それが前もって見えてくると,少なくともそれを受ける覚悟ができる。

人間は同じ苦痛でも覚悟したり,わけがわかっていたりすると相当にしのぎやすいものである。

あるいは,前もって積極的に引き受けることによって,難を軽くすることもできるだろう。



書き込み者:北條
2010-07-14 : 未分類 : コメント : 2 :
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非公開コメント

もっといい考え方は「悪いことも喜ぶ」と言うこと。

私は三年前、うまれて初めて入院しました。三泊の入院でしたが、40年生きてきて病院には全く縁のない
人生でしたので自分自身が驚きました。

その時に考えたことは、「な~んにもしない日が日常で
あるだろうか?何にもしないことを楽しもう」とおもいました。
日々忙しいことに流されがちな日常で「何もしない、できない」
機会なんて神様があたえてくれたご褒美だ!
なんて考えたら手術はつらかったですが、嬉しい3日間でした。
自分に降りかかる出来事は何かしらの意味が絶対にある。
そう思えば前向きに楽しくなります。

生きてることが究極の幸せだと私はおもいます。
2010-07-15 09:49 : まつなが URL : 編集
すごく勉強になりましたv-20
2010-07-15 01:51 : URL : 編集
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