パンデミックマップ
「病気は千もあるが、健康はひとつしかない」
ルードヴィヒ・ベルネ 「戯曲論」
今日は固い文体で書こうと思います。
先の休日、いつものように本屋に立ち寄ったのですが、その時、一冊の本が目に止まり、即座に購入しました。
タイトルは「ビジュアルパンデミックマップ」
最近、コロナ・感染症関連の書籍は自分でも調べ、
読んではいたのですが
いかんせん、自分はこの分野に関しては、
門外漢であるため深くは理解できず
どうしたものか...と思っていたところでの出会いでした。
概要
この本は、過去の歴史の中で爆発的に広がりを
見せた20の感染症について書かれています。
例えば、
ペスト(黒死病)
天然痘
スペインかぜetc
上記の感染症に加え、その他の感染症についても
専門用語を用いながら図解と
巧みなビジュアライズで、分かりやすく解説をしてくれます。
学んだこと
①今まで人類が根絶させるにまで、至った感染症は天然痘しかないということ(残りは発展途上国にて、未だ多くの命を奪っている)
②「ワクチン」とは、
私達が普段利用している薬とは違い、
毒素を弱めた感染症ウィルスを体内に入れ
免疫を作り出すためのもの。
③ヨーロッパの国々が歴史的勝者になり得たのは
感染症のおかげ
(感染源の国は他の国よりも
早くに集団免疫をつけることができた為、
他の国を植民地化する時には
感染源国の人間が、ウィルスを媒介して
植民国の人間に移し、有利になることができた)
↑塞翁が馬状態です
④感染した時に強い症状が出ないものほど
パンデミック化しやすい
(軽度の風邪やその他の病気と勘違いをし、
重度のものと思わず、対応が遅れ、
ヒトからヒトへ空気感染し、蔓延する。
気づいた時には、世界流行となっている)
これらのことを
学んだ上でコロナを見ると分からなかったことが
薄ぼんやりとですが見えてきました。
コロナウィルスについて
①現在、有効な治療方法は不明。
②コロナの名前の由来はウィルスの形が
「太陽=コロナ」に似ている為。
③コロナ周りに出ているスパイク(突起状のもの)は
リン脂質という油でできている。
スパイクは石鹸かアルコールで分解することができ
分解されたら細胞に付いて感染ができなくなる
④集団免疫を達成するには60-70%の人が免疫を持っていなければならない
⑤免疫を獲得しても、抗体は7-8ヶ月で消滅してしまい再発する可能性はある
⑥レムデシビルとアビガンはウィルスを複製されるのを防いで、増殖を止めるとされている
⑧インフルエンザよりやや強い感染力と
インフルエンザのようにはっきりとした症状が
出ないのが蔓延した理由
⑨5/11現在 感染者400万人死者27万人
上記が、僕の調べたコロナウィルスについてです。
コロナウィルスは、
現状も猛威を振るっていますが、
僕らに出来るのは
①感染症について、知識をつける
②対策を行う
③外出をなるべくしない
ではないでしょうか。
(賢明な皆さんならすでにやっているとは思いますが)
お店や会社もコロナにより、
今までとは違う様相を呈しています。
私自身も知識をつけ、関わってる人たちに出来るだけ正しい知識を共有出来るよう努力します。
※EQも書こうと思いましたが、
こちらの方が優先度高いと思いましたので、
このブログ記事を先にあげます。
松浦
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疫病の歴史はいままで人類が体験したものですが準備が出来てない。ビルゲイツは5年前に予言してました。テロ対策や核の抑止については目が向いてるが疫病対策が出来てない人類のウィークポイントだと
2020-06-02 13:07 :
matsunaga URL :
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