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人間の土地


「真の贅沢というのは、

1つしかない

それは人間関係の贅沢だ」

サン=テグジュペリ

星の王子様という本をご存知でしょうか?

有名な作品なのでご存知の方も多いと思います。

要約すると、

星の王子様が数々の星を旅をし、
地球に辿りつき、砂漠で不時着してしまった
1人の郵便飛行士と出会い、
大切なものを理解し、また自分の星に帰って行く

という話しです。

この寓話を書いたのは、サン=テグジュペリという男で、彼は郵便飛行士と兼業で作家をしていました。

そのサン=テグジュペリが郵便飛行士の時に経験、感じたことを書いた本が
ブログタイトルにもある「人間の土地」という本です。

僕は、今まで読んだ本の中でこの本が一番影響を
受け、なおかつ好きな本です。

男として、仕事をする人間として、また1人の人間として

どのように振る舞い、向かっていくかを教えてくれた本でもあります。

この本の中にこんな一節があります。

サン=テグジュペリの友人のギョメという男が
郵便飛行中、突如連絡が途絶え、
行方不明になります。

この本が著された1939年という時代は
レーダー観測などない時代で一度遭難すれば
パイロットは死んだものとして扱われました。

しかし、ギョメは生きていました。

彼は1週間、アンデス山脈の
雪山に不時着し、毎日意識は朦朧。

顔や体は霜焼けでパンパンに膨れ上がっても雪道を一睡もすることもなく助けを求め、歩き続けました。

そして、仲間の郵便飛行士に発見してもらい
なんとか一命を取り留めました。
この時、彼が言った言葉はサン=テグジュペリの心に刺さりました。

「僕が成し遂げたことは、どんな動物にもなし得な
いことのはずだ」

「・・二日三日四日と歩きつづけていると、
人はただもう睡眠だけしか望まなくなる。
ぼくも眠りたかった。

だがぼくは、自分に言い聞かせた、

ぼくの妻がもし、ぼくがまだ生きているものだと思っているとしたら、

必ず、ぼくが歩いていると信じているに相違ない。

ぼくの僚友たちも、ぼくが歩いていると信じている。

みんながぼくを信頼していてくれるのだ。

それなのに歩いていなかったりしたら、ぼくは意気地なしだということになる」

それは、この後に自分自身も砂漠で遭難することになるサン=テグジュペリに勇気を灯し続けた言葉となります。

この時代、郵便飛行士という仕事は主だった
通信手段のない庶民の人たちの中で唯一、
人と人を繋げ安心させられる職業であり、

またサン=テグジュペリは空を飛ぶこと。
そして人の気持ちを確かに、
誰かに運ぶこの仕事を誇りに思い続け、
終生この仕事を続けます。

しかし、そんな古き良きヒコーキ野郎にも終わりがやってきます。
郵便飛行中に地中海に墜落し、彼はそのまま亡くなってしまったのです。

しかし、彼が死んでも
彼の作品はこんな名もない僕にまで
影響を与え、記憶を持ち、生き続けています。

こんな風に誰かの心に、何かを残せるような人間になりたいと思わせる本であり、作家です。

私も、
このキャクタスで、人と人を繋げ
人間関係の贅沢を味わい、何かを残せるような人間でありたいと思います。


「精神の風が、粘土の上を吹いてこそ、

はじめて人間は創られる」

サン=テグジュペリ

書き込み 松浦



2020-03-10 : 未分類 : コメント : 1 :
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非公開コメント

No title
人間関係の贅沢ですか
なるほどね
2020-03-11 15:52 : matsunaga URL : 編集
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