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影響力の武器


物々しいブログタイトルが続いてます。

松浦です。

再び、本の紹介です。
ブログタイトルは

ロバートBチャルディーニという

アリゾナ州立大学の心理学とマーケティングの名誉教授が書いた本の名前です。

タイトルだけ聞くと、影響力の武器って
なんじゃらほいとなりますよね笑

優秀なセールスマン、詐欺師、募金勧誘者が意識、無意識どちらにせよ
どういう心理テクニックを使っているかを
暴く本です。

扱う心理テクニックは大きく分けてこの
6つ。

返報性―昔からあるギブ・アンド・テイク

コミットメントと一貫性―心に住む小鬼

社会的証明―真実は私たちに

好 意―優しそうな顔をした泥棒

権 威―導かれる服従

希少性―わずかなものについての法則


サブタイトルも堅苦しさを感じますが、
凄く卑近な例を挙げて説明してくれます。

(著者が美人でセクシーな女性に新聞勧誘された時、断りきれなかったのはなぜ? など)

上記の心理テクニックを発動された時、
人は「カチッとスイッチ」が入り「サー」
と流れるように動いてしまいます。

これを本書では「カチッ、サー」と説明します。


その「カチッ、サー」の一つ、「集合的無知」について話したいと思います。

アメリカのニューヨーク市クイーンズで起きた事件を本書は例にしています。

キャサリンという20代の女性が深夜、
仕事の帰宅の途中暴漢に襲われ殺害されました。
彼女は突然声を助けを呼ぶ暇もなく、
暴漢に襲われ殺されたのでしょうか?

違います。

彼女は大勢の人の前で殺害されました。
犯人は35分の間に3回、路上を逃げ惑う
彼女を襲い、結果殺害しました。

それを見ていた38人の近隣の住人。
彼等は、アパートの窓からそれをながめているだけでした。


この38人の目撃者は30分以上も人が殺される場面を見続けられる心無い人たちだったのでしょうか?

この目撃者たちから話しを聞くと一様に
「わかりません」、「何もできなかった」

2-3人は「恐ろしかったから」、「巻き込まれたくなかったから」と述べました。

しかし、ここでの疑問は匿名で通報連絡すればキャサリンは助かったかもしれません。

なぜ?

「カチッ、サー」が発動したからです。

各新聞社は38人(も)見ていたのにと報じましたが
逆に38人[が]見ていたから一人一人の個人的な責任は少なくなり誰も助けることがなかったのです。

これが、「集合的無知」といわれるものの恐ろしさです。

これを私たちの仕事に当てはめると、
例えばシフトに穴が開いた。
全体に呼びかけを行うが返事がない。
これこそ、被害や損失度は違えど集合的無知の最たるものです。

緊急事態に陥った時「人数が多いから助かる」
というのは、人の心理から遠く離れているということです。

では、私たち「集合的無知」な状況に陥った時、どのように対処すればよいか?

本書では、個人に呼びかけすれば成功率が上がるといいます。

ドアの下から煙が出た時、
1人の時には75%の人がその事態を通報したのに
対して、同じ煙を3人組のグループが見た時
通報したのは、38%でした。

ということは私たちが本当の緊急事態のときには、全体に呼びかけて、
責任を分散させるよりも、
個人に責任を大きくすれば、生き残る確率が
高いということです。
是非、この「カチッ、サー」利用したい人はどうぞ笑

本書はこのような例を挙げながら、解説してくれます。少し厚い本ですが是非一読いかがでしょう。 

書き込み 松浦
2020-02-08 : 未分類 : コメント : 1 :
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非公開コメント

No title
個人に呼びかけをしてますか?
OPノートに「夕勤さんへ」なんて指示してませんか?
会社の指示伝達をただ伝えるだけでは何も伝わらないですよ
一人一人が主体者となるような伝え方をしてますか?
店によってばらつくのはこの違いです。
2020-02-10 13:04 : matsunaga URL : 編集
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